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りんどう&大濵海苔の加古川の魅力が詰まったコラボふりかけ『SR』が新登場!【食べてみました!】

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加古川町木村にある老舗日本料理店『味季料理しゅんりょうりりんどう』と加古川の河口沖で海苔を養殖する『大濵海苔おおはまのり』がコラボしたふりかけ『SR』が2023年春から販売されています! 共同開発した、りんどう料理長の宮本隆太さん、大濵海苔店の大濵圭右さんにお話を伺ってきました!

りんどうと大濵海苔がコラボしたふりかけ『SR』
赤いラベルにSRの文字。2023年6月1日撮影

商品名の『SR』はソムリエのSと漁師のRを意味しています。

ふりかけに入っているのは国産牛そぼろ味付のり山椒など。

りんどうと大濵海苔がコラボしたふりかけ『SR』の原材料表示など
原材料表示。2023年6月1日撮影

味付のりは、大濵海苔店で販売されている海苔香のりかと同じ、100%加古川産の一年に一度しか採れない一番摘みのものを使っています。

海苔の養殖では、漁期の12月から4月の間、一度採った海苔がまた伸びたら採ることを10回以上繰り返していきます。その中でも一番最初に採れる一番摘みは、総生産量の約3%ほどしかありません。

加古川河口沖の豊かな海で育った海苔の一番摘みは、香り高く柔らかな食感が特徴です。

大濵海苔の海苔香
100%加古川産の海苔でできた海苔香。2023年6月1日撮影

今回のふりかけ『SR』では、一番摘みの海苔の香りを活かし、国産牛のそぼろとの最適なバランスを、りんどうの宮本隆太料理長が半年かけて試作を繰り返し追究しました。

宮本さんは、2017年に日本人初の国際ソムリエゴールド認定を取得。国際ソムリエのゴールド認定を持った人は2023年現在、日本には12人しかいないそうです。しかも料理人では世界でも1人なのではないかと仰っていました。

ふりかけ『SR』は国際ソムリエの繊細な味覚と嗅覚を駆使して作り上げられた逸品です。

ふりかけ『SR』を瓶から出したところ
しっとり系のふりかけです。2023年6月1日撮影

熱々のごはんの上に瓶の3分の1くらいの量をたっぷり載せて食べるのがオススメの食べ方。

ふりかけ『SR』をごはんに載せたところ
たっぷりと。お米は加古川産ヒノヒカリ。2023年6月1日撮影

今回1つを提供いただき、自宅にて実際に食べてみました!

口に入れると、海苔の香りと牛肉独特の甘みが温かいお米に溶けだしているのを同時に感じます。

味は山椒が効いて、奥深い甘辛さ。

ほろっと崩れる牛肉の塊は食べ応え十分で、そぼろが具材のおにぎりを想起させます。

香りも愉しめる贅沢なふりかけです。

(左)りんどう料理長の宮本隆太さん、(右)大濵海苔の大濵圭右さん。2023年5月30日撮影

ふりかけ『SR』は数量限定で、尾上町の大濵海苔店と味季料理りんどうにて販売中です。税込2,160円。

りんどうでは、ランチの白ごはんの上のちょこっと載せて提供されることもあります。

尾上町池田、浜の宮公園の南側にある直営店の大濵海苔店。提供写真
りんどう外観。今回のお話もこちらで伺いました。提供写真

今後はふるさと納税にも出していく予定をしているそうです。

取材後記

海苔の養殖場として加古川河口沖が栄養豊富で最適だと聞き、驚きました。

山やため池に溜まっている栄養(窒素やリンなど)が雨により加古川を経由して播磨灘に流れ出します。その栄養を一番に吸収できる加古川河口沖は、非常に恵まれた環境です。

大濵海苔では、これから加工場も自社で手がけ、生産・加工・販売を通じて、加古川海苔のさらなる品質向上を目指していくそうです。

黒さが特徴の加古川海苔。一番摘みの海苔香は口の中でほどけるように溶けていきます。2023年6月1日撮影

そして、りんどうでは「地元の食材を活かした料理を出したい」と、大濵海苔のような地域の生産者さんとつながりを深めていることも知りました。

りんどうの店舗紹介パンフレットより。

大濵海苔の乾海苔に加工する前の生海苔の料理も出しているそうです。

また今回の『SR』にも使われている清酒は、加古川唯一の酒蔵岡田本家の盛典を使用しています。

加古川にこんなに良いものがあったことを知って嬉しくなる取材でした!

加古川の魅力が詰まったふりかけ『SR』、ぜひ一度味わってみてください!

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