かこがわノートをいつも見ていただいてありがとうございます。
この記事はかこがわノートを書いている中の人こと、佐藤正巳(さとうまさみ)の自己紹介です。
徳島で生まれて高校まで育つ
1981年9月9日、徳島県で産声を上げる。
出産時間が巳の刻に当たる(たしか10時台)ため、祖父に正巳と名付けられました。
子どもの頃はお笑い番組が好きで、毎週日曜に『ダウンタウンのごっつええかんじ』を見ては笑い転げていました。ゴレンジャイ最高ですよね。
小学5年から少年野球、中学では卓球をしましたが、まあどちらも下手くそでした笑
その後、徳島市立高校というたまにサッカーで全国大会に出るような学校に入り、帰宅部でアルバイトに励みました。時給600円スタートの洗い場なんて今の時代ありえない低賃金。90年代やばすぎ。
この頃は「良い会社に入ってサラリーマンになる」という謎の目標を持ってた記憶があります。
高2でバイトも辞めて、同級生とゲーム感覚で受験勉強して、なんとか神戸大学文学部に合格!
18才にして家を出て、ひとり暮らしを始めます。
大学時代はマンドリンに捧げる
新神戸駅の近く。
阪急春日野道駅から延々15分登った熊内町にあるワンルームマンション。家賃5万3千円。
そこから六甲にある大学まで、市バスや自転車で4年間通いました。
入学後の勧誘で鍋に連れて行かれマンドリンクラブというマニアックな世界へ。かわいい先輩に惹かれて入部するよくあるパターンでした。
マンドリンは意外と演奏人口多いのに、一般の人の認知度がめちゃくちゃ低い!
大学4年間はマンドリンばっかりやってて、勉学をおろそかにしてました。今考えるとなんてもったいないことを俺は……。
ちなみに文学部では社会心理学を専攻し、ステレオタイプを研究しました。今でも心理学は好きです。吊り橋理論とか単純接触効果とか知ってると便利なこともありますよ。
就職活動を行った2003年は就職氷河期……。面接でことごとく落とされ、最終的に実力主義のコピー機の営業会社に内定します。
営業疲れからの退職、徳島へ帰る
神戸のマンションを引き払って、大阪の社宅マンションに引っ越しました。大阪市西区で靱公園が近くにありました。
会社では朝から晩までテレアポ、テレアポ……。残業は当たり前。土曜ももちろん出勤。休日手当なにそれおいしいの?
日々のストレスで心が明らかに疲れ、8月に限界が来てしまいました……。
5ヶ月目で退社して、徳島の実家に帰りました。ブックオフでアルバイト生活。
同級生はサラリーマンをしてる奴が多く、かなり劣等感を覚えながらフリーターしてました。
そのときに日中アルバイトをして、夜にホームページ作りを始めました。副業本で読んだのがきっかけでした。HTML手打ちでHelloWorld!!の時代です。ブログが出始めた頃でした。
初めて取得したドメインは2004年10月。なかなか年代物でしょう?使ってないのにいまだに更新し続けてます。
またブックオフでたまたま高校時代に勉強を競い合っていた友人と再会し、遊ぶようにもなりました。夜中にダーツや卓球、テレビゲームに興じてたのは純粋に楽しかった!
ふたたび神戸へ
2005年8月頃、ホームページからそこそこ売上が出るようになり、また神戸に引っ越しました。
大学時代からの友人が神戸にたくさんいたので、やっぱり戻りたかったんですよね。
今度は阪神春日野道駅すぐのワンルームマンションを借りました。日暮通。
この頃、なぜかやってみたかったカフェバイトに挑戦。元町の栄町にあったブールブランというカフェでホールスタッフをしてました。
エスプレッソマシーンでラテに葉っぱを描く技術。まだできるのか試してみたいもんです。
この頃の知り合いとはまだたまに付き合いがあって、人生曲がりくねっても無駄にはならないなあと思います。
ホームページ制作で独立
2006年6月まででカフェでのアルバイトを卒業。7月に雑居ビルの1室を借りて、ホームページ運営の仕事で独立しました。
元町駅前のホームから見える雑居ビルで、なんだか空回りしていた時期でした。
約2年借りていましたが、結婚を考えるタイミングで一度就職しようと思い、転職活動をしました。
三宮でフリーペーパーを作っていた会社に少しだけお世話になりました。
しかし、やはり自分の思いどおりにしたい気持ちが消せず、ホームページ運営の仕事に戻ります。
結婚を機に加古川に引っ越す
奥さんが加古川出身で、僕の仕事が場所にこだわる必要もなかったため、「どうせなら実家の近くに住んだ方が便利だろう」と加古川に引っ越すことに。
JR加古川駅近くの溝之口にあるマンションを自宅兼仕事場として8年くらい住みました。
その間、紆余曲折しながらもなんとか暮らして、娘と息子にも恵まれました。
よく加古川駅のドトールや紀伊國屋書店に気分転換に通ってたのも、すごく昔のことのように感じます。
東加古川に新居を構える
2年ほど前に東加古川に一軒家を建てました。
それまでは加古川に住んではいても、どこかお客さん気分だったように思います。
でも家ができて「このまま一生、加古川に住むんだろうな」とふと感じました。
その割には加古川のことをあまりに知らないと思うようになったのもこの頃です。
「加古川の地域メディアをやろう」
これまでは地域に関係のない、日本全国が対象となるようなホームページばかりを作ってきました。
しかし「地元加古川にいるなら、そこに根付いたものをやりたい」という気持ちがじんわりと湧いてきて、かこがわノートの構想をスタートさせます。
2019年11月に本格的に始めたときは、まだあまり人に会わずにやっていましたが、それにも限界がありました。
やはり地元で商売している人ともっと積極的に関わっていくべきだと考え、2020年1月に加古川商工会議所に入会。青年部にも所属して活動しています。
これまで人に会わずに仕事していた期間が長かったため、コミュニケーションに苦手意識はありますが、加古川でいろんな人と話すきっかけができて世界が広がっていく楽しさを感じています。
好きなものや趣味の話
ずっと趣味を聞かれると「マンドリンと読書」と答えてきましたが、マンドリンは最近ちょっとお休み中。
読書は中学の頃にコナンの影響でシャーロック・ホームズを読み始めたのがきっかけです。その後『ルパン対ホームズ』でルパンシリーズも読破。
高校では『七瀬ふたたび』から筒井康隆にハマり、『ガンスリンガー』でスティーブン・キングの世界へ。
スティーブン・キングは作品が多彩すぎて、混乱しました笑 『スタンドバイミー』『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』などの映画でもヒットしたような感動作があるかと思えば、『キャリー』『シャイニング』『IT』などのホラーも多い。というか、ほとんどホラー作家ですよね。
最近は読む量が減りましたが、宮部みゆき、東野圭吾、伊坂幸太郎といった現代ミステリー・エンタメ小説も好きです。
仕事柄、ビジネス書もよく読みます。Kindleで寝る前に本を読むと良い感じに寝落ちできるのでオススメです。なかなか読み終わらないのが欠点。
あとは電子版でマンガも読みます。物理的な問題をクリアできるので、めちゃくちゃたくさんKindle版でマンガを持ってます。
最近の作品では『BLUE GIANT』や『アオアシ』、『違国日記』がお気に入り。とかっこつけたラインナップを挙げてみましたが、『鬼滅の刃』もアニメ化される前から読んでるくらいジャンプ作品も好きです。(次に来るのは『呪術廻戦』だと思ってる。)
他にはNintendo Switchのマインクラフトを最近やってます。つい夜更かしして穴を掘っちゃって寝坊してしまうのが悩みです。
なんかこういう奴がやってるんだなあと思ってもらえたら嬉しい
ここまで「こんな内容読んでくれる人いるのかな」という内容をダラダラと書きましたが、「かこがわノートをやってるのはこんな奴なんだ」と少しでも思ってもらえたら嬉しいです。
機械的に匿名の誰でもいい人間が書いてるんじゃなく、こういうバックグラウンドがある男がやってる生きたメディアだと伝わってほしいです。
自分語り失礼しました。ここまで読んでくれてありがとう!