加古川市内の電柱の一部に、見守りカメラと緑で表示されているのを見たことありますか?
見守りカメラ、この2年間ほどでかなりの数が設置されました。
JR加古川駅の構内にも設置台数をアピールするポスターがありますよね。
見守りカメラ設置での犯罪抑止効果や、事件発生時の警察への情報提供で、加古川を安全な街にするのにかなり役立っています。
また、この見守りカメラは、防犯カメラとしての役割だけでなく、見守りサービスとも連携しています。
見守りサービスとは、小さなタグを持ち歩くことで、見守りカメラのある電柱を通過したことがアプリやメールで分かるものです。小学生の登下校や認知症の方の徘徊対策などで活用できます。
広報かこがわ平成31年3月号に掲載されたこちらのPDFの説明が分かりやすいと思います。
第三者でも、スマホのかこがわアプリを利用することで、見守りに参加することもできます。街の安全に役立てるのは嬉しいですね。
加古川市のホームページのこちらのページにも詳しい説明があります。
見守りカメラ設置場所
見守りカメラの設置位置はこちらの地図から確認できます。平成29年度に900台、30年度に575台が設置されています。
ウチの場合、小学校入学のタイミングで案内のチラシをもらってきた時点では設置されていなかった場所にもカメラが増えていました。
また、加古川市の公用車や郵便配達バイクなどもビーコンタグ検知器を設置しています。スマホのかこがわアプリでの検知もあるので、より安全性が高まりますね。
見守りサービスの金額と申し込み
見守りサービスは民間会社のサービスに申し込んで利用することになります。今はミマモルメ(まちなかミマモルメ)とALSOKのみまもりタグの2種類から選べます(※2020年4月5日現在です)。
ミマモルメは一括払いで月額440円、毎月払いで月額515円の利用料金です。初期登録料に2620円がかかります。
ALSOKのみまもりタグは月額220円、初期登録料に2420円がかかります。
小学生の場合は、加古川市のホームページのこちらから申し込みができます。小学生以外が利用する場合は生活安全課の窓口備え付けの用紙から申し込むそうです。
タグと電柱の距離が20mから50mくらいの精度で見守りタグは反応するそうです。天候などで検知距離は変わります。
見守りタグにはBLE(Bluetooth Low Energy)が使われていて、ボタン電池1つで1年は保つので、日々の充電などは必要ありません。
実はウチは見守りタグは利用していません。
というのも小学校入学時に案内チラシをもらったときは見守りカメラの設置場所が登校ルートからちょっと外れているのが多くて、「これだと微妙かな~」と見送ったんです。
でも今の設置場所をチェックしてみると、かなり増えていて低学年ならいいかもと思います。
子どもだけで遊びに行くことが増えると、急に遠くまで行ってて驚くこともあったので、小学1年~2年のうちだけでも利用してみるといいかもしれませんね。