加古川市が発行している加古川市総合防災マップが令和2年9月発行版にリニューアルされました。
前回発行の平成26年12月以降に国や県より発表された被害想定などを新たに掲載しています。
9月4日から市内の全家庭・全事業所にダイレクトメールとして配布されます。9月末までには届くそうです。
市役所や市民センターでも配布されます。
使い方と主な更新ポイントを紹介します。WEBでも内容がチェックできるので手元に届くまでに確認したい方はアクセスしてみてください。
※かこナビのweb版ハザードマップは洪水ハザードマップについては準備中となっています。
加古川市総合防災マップの使い方
防災マップ冒頭に紹介されている使い方を抜粋します。これからの時期、台風による大雨が予想されるので、家族で早めに話し合っておきましょう。
- 家の位置を確認しましょう。
- 家の周りの災害の危険性を確認しましょう。
- 避難場所を確認しましょう。
- 避難経路を考えてみましょう。
- 実際に避難場所まで歩いてみましょう(※災害の危険のないときにしましょう)。
- 災害や避難について、話し合ってみましょう。
家族みんなで話し合って、いざという時にどういう行動を取るのがいいか、定期的に確認しておくと安心です。
新しい防災マップが届いたタイミングは良い機会になると思います。
3つの主な更新ポイント
令和2年9月発行の加古川市総合防災マップの主な更新ポイントは以下の3つです。
- 想定最大規模降雨(おおむね1000年に1回程度の大雨)による洪水ハザードマップ
- 警戒レベルの運用など最新の防災情報
- 切り取り型の防災メモ「我が家の防災メモ」
これまでの100年から150年に1回程度の大雨を想定した洪水ハザードマップに加えて、1000年に1回程度の大雨を想定した洪水ハザードマップを中心に掲載されています。
また最近兵庫県が発表した想定し得る最大規模の高潮による浸水想定区域図も合わせてチェックしてみてください。加古川市のマップが2種類掲載されています(発表が8月31日だったので時期的に防災マップには反映されていないと思います)。
(2020年9月8日追記)高潮の防災マップは県が8月31日に公表したものを反映しているそうです。神戸新聞の記事に記載がありました。
兵庫県CGハザードマップを使うと詳細な地図で確認できます。
何日も続いた大雨や台風の影響での大雨などは予測できません。
もしもの備えを平常時から行うよう心がけていきたいものです。
手元に新しい総合防災マップが手元に届いたら、ぜひ家族でチェックしてみましょう!