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料理屋 かど咲で趣向を凝らしたランチおまかせコースを食べてきました!【加古川駅南】

ベルデモール商店街から東へ、鯉が泳ぐ柳川ビルの1階にある料理屋 かど咲。2021年2月にオープンしたお店です。

料理屋かど咲外観、入り口
かど咲の入り口。2022年7月6日撮影

https://ryouriyakadosaki.com/

落ち着いた雰囲気の店内で、日本料理とフレンチの融合した料理を楽しめます。

かど咲店内カウンター席
カウンター席。2022年7月6日撮影
かど咲店内テーブル席
テーブル席。2022年7月6日撮影

ランチ・ディナーともに月替わりのおまかせコースのみの営業となっていますが、要望に合わせて用意することもできるので気軽に相談してほしいと仰っていました。

今回はランチおまかせコース(2,750円)をカウンター席でじっくりといただいてきました!

(※取材のため、無償にてご提供いただきました。)

お店はご兄弟2人でしています。料理長の準人さんと副料理長の優人さんのテキパキとした連携が気持ちいい。2022年7月6日撮影

この日の先付けは、いわしを低温調理したものにパルミジャーノチーズ、キャビアのような黒いニシンの卵アブルーガを載せて、手前にバルサミコ酢のソースを添えたもの。

鰯は骨まで柔らかく、口の中でほぐれます。バルサミコ酢のソースを付けると、さっぱりした酸味がアクセントに。

2022年7月6日撮影

お造りは一本釣りしたかつおの皮目を炙って、山形の郷土料理だしをかけた一品。

鰹は肉厚なのに、スッとかみ切れる食感。サッパリと酸味のあるだしが、がごめ昆布から出た粘りけで鰹に絡みます。この酸味が絶対鰹に合うと思って組み合わせたそう。

2022年7月6日撮影
バーナーで炙る様子は迫力満点。2022年7月6日撮影

焼きものは、淡路産のはもの皮目を炭で炙り、お寿司に。海苔で包んでいただきます。

ひと口でほおばると、ふわっと口の中に甘みが広がって驚きました。お米や鱧がほんのり温かく、海苔の風味と混ざりあって、完璧なバランスを作っています。

ぜひ味わってほしいひと皿。

2022年7月6日撮影
炭を使って皮目を炙る様子。カウンター席なら調理風景も楽しめます。2022年7月6日撮影

八寸はっすんは季節に合わせて数種類の盛り合わせが提供されるお得な一品。

この日の八寸は、夏野菜のコンソメのジュレ、トマトとパプリカのラタトゥイユ、朝作ったばかりの胡麻豆腐、巻きすで作った卵焼きのサンドイッチ、丸十(鳴門金時)の5種類。

三人前のものを撮らせていただきました。2022年7月6日撮影

この日の朝に作られた胡麻豆腐はもちもちフワフワ。胡麻の濃厚さが詰まっていました。プチっと切れる食感も楽しい。

意外な組み合わせのサンドイッチは、からしが効いた王道の味わい。卵がこぼれおちそうなボリュームです。

一人前。2022年7月6日撮影

天ぷらは、新ごぼうとカリカリ梅の天ぷら。サクッと軽く揚げてあります。

新ごぼうは細切りで、ごぼうとは思えない柔らかさ。経験したことのない食べ心地で驚きました。

手前には結晶の大きな塩、マルドンシーソルトが添えられています。2022年7月6日撮影
揚げたてを素早く提供してもらえます。2022年7月6日撮影

ごはん物として夏枝豆の炊き込みご飯、温かいそうめん、漬けもの。枝豆の鮮やかな色の炊き込みご飯は、おかわりまでいただきました。

2022年7月6日撮影
土鍋で炊いたときの様子。2022年7月6日撮影

最後のデザートは、ほうじ茶のプリン。ほうじ茶の香りがふんわり広がります。

プリンはテイクアウトもできます。2022年7月6日撮影
底にはカラメル。デザートは副料理長の優人さんが手がけています。2022年7月6日撮影

どの料理にも工夫が詰まっていて、それをカウンター越しに伺いながら食べるのは、とても楽しい時間でした。

ご兄弟の丁寧なサービスも気持ちよく、リラックスして過ごすことができました。

この日は車だったのでお酒を飲むことはできなかったのですが、日本酒やワインも豊富に取り揃えられています。料理長の準人さんはワインを勉強するために、フレンチのお店でも修行した経歴があります。

夜のおまかせコースは8,800円。ランチ同様に月替わりでメニューが変わりますが、10品以上は用意しているそうです。毎月来て下さるお客さんにも楽しんでもらえるよう趣向を凝らしていると仰っていました。

昼・夜ともに前日までの完全予約制です。

お店の場所は地図で見るとこのあたり。

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