加古川駅から北東、市役所に向かう途中にあるハウスメーカー三建。よく前を通る方も多いのではないでしょうか。
昭和53年から注文住宅を手がける、加古川本社のハウスメーカーです。地元の会社に依頼したいという方からの信頼を集め、これまでに累計約4,500棟を建てています。
そんな三建が2022年7月1日にリリースしたのが、FORES・ZERO+(フォレス・ゼロ・プラス)。兵庫県内住宅メーカー初となる新断熱基準7に対応した住宅です。
https://www.e-sanken.co.jp/fores_zero/
今回は溝之口にある本社で、フォレス・ゼロ・プラスがどんな家なのか聞いて来ました!
断熱性能の話は数字がたくさん出てきて、かなりややこしいものになってしまうのですが、ザックリまとめてしまうとこんな感じ。
- 2022年7月現在の断熱性能は最高等級4まで(Ua値0.87)
※Ua値は少ないほど熱が外に逃げないことを表しています。 - 2022年10月から変わる住宅性能評価制度では最高等級7(Ua値0.26)に拡大する
- フォレス・ゼロ・プラスでは、3つの性能で新最高等級7をクリア
今年の10月から変わる新基準の最高等級をクリアするレベルの断熱性能がある家ってことですね。
断熱のメリットとして光熱費が抑えられるのはイメージしやすいと思います。断熱性能が高いと、エアコンで適温にしたら、その状態が長くキープできるので電気代があまりかかりません。
さらに断熱性能が高いことによって、健康面にもメリットがあります。
日本において、これまでも寒い地域では断熱性の高い家が建てられていましたが、温暖な地域ではあまり断熱性能は求められていなかったそうです。
その結果、温暖な地域で冬の室内が急激に冷え込み、ヒートショックなどが起こってしまう原因となっていると考えられています。
北海道や東北の人は室内があったかくて薄着で過ごしているってよく言いますよね。
温暖なエリアである兵庫県でもフォレス・ゼロ・プラスのような断熱性能の高い家が普及することで、元気で過ごせる健康寿命の延長につながります。
また高断熱により、アレルギー性鼻炎などさまざまな症状が緩和されることも明らかになっています。
温度差って軽く考えてしまいがちですが、怖いんですね。
高い断熱性能によりさまざまな医療費が抑制されたり、介護費用が節約できたりすることで、経済的にも助かります。
フォレス・ゼロ・プラスの断熱性能を導入するためには300万円ほど建築費用がアップしますが、光熱費や医療介護費用を考慮すると、コストアップを大きく上回る経済的メリットがあります。
お金の面だけじゃなく、家族が健康で快適に過ごせる家になるのは数値では表せない価値ですよね。
現在、稲美町でフォレス・ゼロ・プラスのモデルハウスを建築中だそうです。3LDK+Sで床面積28坪程度の現実的な広さで、建てるときのイメージが湧きやすい家になっています。こちらは秋頃に完成予定です。
地元密着ならではのサポート力や細かな要望に柔軟に対応する注文住宅が三建の強みです。
建売や土地分譲はほとんど行わず、注文住宅を中心にしているのも特徴です。
加古川市内・近隣のモデルハウスは下記のものがあります。市内2つの住宅展示場にもあるので、「家を建てよう」と考え中の方はぜひ足を運んでみてください! 公式サイトから来場予約が可能です。