(2021年7月9日追記)2021年7月18日日曜日、【完全予約制◎完成現場見学会】~ワークライフバランスの家~イベントが開催されます!
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積水ハウスの鉄骨住宅を体感できる加古川展示場を取材してきました。モデルハウスは明姫幹線の神戸新聞ハウジングセンター内にあります。
積水ハウスの土屋さんと松本さんにお話を伺いました!
大空間リビングとそれを実現する構造、オリジナル設備に驚きました!
※記事内の写真は提供いただいたものも含みます。
取材日:2021年1月14日 聞き手:かこがわノート編集部まさみ(佐藤正巳)
「ファミリースイート」大空間リビングで+αを叶える
「いちばんの見所はリビングです。積水ハウスの鉄骨住宅のリビングは仕切りがなく、柱が一本も落ちてこない大空間リビングが特徴です」
これまでのLDKという考えから、大空間リビングだからできる「+α」を加えたファミリースイートを積水ハウスでは提案しています。
これまでなら壁ができて別の部屋のようになってしまうところを、大空間だから家族のいるところで+αができます。
「20帖以上の大空間を取って、その広い空間の中でお客さまの希望で配置できるのがファミリースイートです。リビング、ダイニング、キッチン以外に+αが実現できます」
ファミリースイートの柱のない大空間リビングは30坪台からできます。1階をほぼ一つの空間で取ろうと思えばできるのだそう。
ダイナミックビームという、これまでの約10倍の強度を持つ積水ハウスオリジナルの梁を採用することで、7メートル×7メートルの広さを柱なしで支えられます。
これまでも積水ハウスが持っていたリビングスペースが広く取れるという特徴が、ダイナミックビームの採用でさらに強化されたようなイメージです。
また、加古川モデルハウスのリビングは大きな窓の大開口部も個性的です。
大開口部からつながるテラスはリビングを延長したような曖昧な空間のスローリビングを表現しています。窓から段差がなくフラットにつながる外のウッドデッキ部分は、2メートル張り出して、軒も2メートルあります。
1年中日差しが安定している北庭の発想で作られているそうです。
6メートル×2メートルのL字になった窓は、ガラスのショーウインドウや透明なボックスのような効果を生んでいます。
1階はアクセントタイルのボックスにまとめられた収納で空間を区切るつくり
玄関ホールの正面にアクセントタイルを貼ったボックスを作り、収納関係が真ん中に寄せられています。
「1階は大きな43坪の空間を扉なしで区切っています」
取材時も最初は玄関からリビングまで扉がないことに気づきませんでした。
キッチンとリビングからアクセスできるパントリーとリビングクロークは実用性も高い収納です。
また収納として玄関にはシューズクロークがあります。お客さんから見える面はきれいに保てるよう、扉なしでも靴などの収納部分が見えないような工夫がされています。
玄関ホールの天井は2メートル70センチの高さで広がりを感じられます。
玄関ホールからリビングまで、間接照明をメインに使い、やわらかい光を実現しています。
2階にはホール、主寝室、和室のほか、構造や機能の体験コーナーも
リビングの吹き抜け階段で2階につながっています。
階段を上がってすぐの2階ホールは屋根の勾配を利用した天井高3メートル50センチの空間になっています。この高さを2階でも確保できるのは魅力的ですね。
主寝室にはウォークインクローゼットとパウダーコーナーがあり、ホテルライクな仕上がりです。
フルフラットで段差のない掃き出し窓とバルコニーは、2階にリビングを希望するときに使えるそうです。バルコニーへまたがずに出入りできます。
掘りごたつのある和室の窓からは、ヤマボウシの木が枝先につける花が見えるよう計算されているそうです。2階だからこそ楽しめる風情ですね。
積水ハウスの鉄骨住宅の機能性を体感できるコーナーは必見
積水ハウスの鉄骨住宅に使われる部材やその機能性が体感できる展示コーナーが2階にあります。
積水ハウスオリジナルの制震バンパーも見えるように置かれていました。
このバンパーが壁に入っていることで「累計240万戸以上のオーナー様がいらっしゃっても、これまでの地震で全半壊等ゼロ。制震構造で室内の軽微な補修なども必要なくなる」そうです。
また外壁に使われるダインコンクリートも展示されています。6センチの厚みがあり、飛来物などの耐衝撃、火災、水害を防ぎます。
独特の彫りの深みが落とす陰影のデザイン性も特徴です。
雨や日光で汚れを落とす防汚機能は、外壁が黒ずむのを防ぎます。30年間はノーメンテナンスの外壁材です。
ぜひ体験してほしいのが、窓ガラスの遮熱断熱の比較ができる機械です!
熱源と3種類のガラスでどれくらい熱が伝わるのかを体感できます。
積水ハウスの採用するアルゴンガス入りの複層ガラス窓、普通の複層ガラス、単板ガラスの3種類がどれくらい違うのかよく分かります。
温度差ができにくいため、結露も防ぎます。紫外線も99%カットして、床焼けも少ないそうです。
断熱性能が高いので、真冬でも一度暖まったらエアコンを消していても室内の温度がキープされます。
取材は1月でエアコンを消した状態でしたが、全く気づかない暖かさでした! 1階は大空間かつ吹き抜け階段があるとは思えないほどです。
また気密性・断熱性の高さから、立地上、明姫幹線に面しているにも関わらず静音性能も保たれています。大雨が降っていても気づかないというオーナー様の声もあるそうです。
2021年1月からスタートする空気清浄や抗ウイルス仕様のスマートイクス
積水ハウスではウイルスや花粉、PM2.5といった住まいの汚染物質に配慮した次世代室内環境システム「スマートイクス」を2021年1月からスタートしています。
換気システムでは、空気の流れをコントロールし、外から持ち帰った有害物質を室内に入れないようにします。さらに温度変化を抑えながら、換気量を確保するそうです。
また家族が集まるリビングには天井付き空気清浄機を設置し、汚染物質を素早く除去します。
スマートイクスでは、タッチレス設備や抗ウイルス仕様アイテムも選べます。
床材では挽き板の素材感は変えずに抗ウイルス仕様の床にできます。
「今の環境に合った抗ウイルスの仕様を積水ハウスは独自に行っています。基本的には入れないという対応から、家庭内でも広げないことまで考えています」
家が健康をサポートしてくれる機能はこれからますます増えていきそうな流れですね。
取材を終えて
数年前に神戸新聞ハウジングセンターを訪れて見学していたときから、こんなに変化しているのかと驚きました。
車やスマートフォンの技術革新の情報は耳にしやすくても、住宅の情報はなかなか得る機会がありませんよね。取材中、新鮮な驚きがたくさんありました。
ウチが建てたときにもコレ欲しかった!と思うものも……。
ファミリースイートの考え方は、何かしたいことがある人にはとても魅力的なのではないでしょうか。
まずは大空間リビングを見に、モデルハウスにぜひ立ち寄ってみてください。
積水ハウスのモデルハウスは神戸新聞ハウジングセンター加古川会場のセンターハウスから西側の明姫幹線側にあります。
(文責:佐藤正巳)
※写真・記事の情報は取材時点のものです。