加古川の飲料食品卸「アサヒ物産株式会社」。
実は2020年から自社製造商品として、クロワッサン鯛焼きを販売しています!
加古川市内のコンビニエンスストアやスーパーでも売られています。
岡山県の自社工場で製造されていることもあり、パッケージには「岡山 瀬戸内 果香音 -かかお-」と書かれていますが、加古川の会社が作っている商品なんです。
今回は企画開発を手がけるアサヒ物産の大西社長と山本さんに、クロワッサン鯛焼きについてお話を伺いました!
取材日:2021年3月24日 聞き手:かこがわノート編集部まさみ(佐藤正巳)
※掲載内容は取材日時点の情報です。
通常販売のクロワッサン鯛焼きはつぶあん・カスタード・チョコレートの3種類
クロワッサン鯛焼きはいろいろな味が季節限定で開発されていますが、レギュラーで販売されているのはつぶあん・カスタード・チョコレートの3種類です。
それぞれ商品提供いただいたので、感想と一緒に紹介します。
まずは基本のつぶあん。上品な甘さのあんこがほんのり甘いクロワッサン生地と相性抜群です。牛乳と一緒にどうぞ。
最近、鯛焼きの中身で人気の高いカスタード。クロワッサン鯛焼きに使われているカスタードはスッキリした味わいで口当たりが軽く、大人向けな印象でした(分けてあげた我が家の子どもたちももちろんバクバク食べていましたが)。
3つ目はチョコレート味のクロワッサン鯛焼き。チョコクリームとクロワッサン生地が合わないわけがないんです。
こちらの3種類はトースターで焼くのもオススメだそうです。つぶあんを焼いて食べてみましたが、サクサク感が増し、あんこが温かくなってより美味しく食べられました!
季節限定!ミルクバターで仕上げた「贅沢」クロワッサン鯛焼きも
通常の3種類に加えて、季節限定出荷のミルクバターで仕上げた「贅沢」クロワッサン鯛焼きシリーズもいただきました。味はしっとりつぶあんと濃厚カスタードの2種類。
どちらのシリーズも基本的には常温保存可能ですが、ミルクバターシリーズは暖かい時期には冷蔵保存がオススメだそうです。
クロワッサン鯛焼きができるまで
クロワッサン鯛焼きをアサヒ物産が手がけるようになったのは、岡山のお菓子工場を取得したのがきっかけだそうです。
アサヒ物産がこれまで行ってきた自動販売機事業や卸事業に加えて、メーカーとして商品企画、製造、販売まで自社で行うことにチャレンジしていきたいと考え、その第一歩としてクロワッサン鯛焼きをスタートさせたそうです。
2020年年初から開発を続け、春頃からの販売予定が新型コロナの影響で商談が難しかったこともあり、2020年6月以降少しずつ店頭に並び始めました。
加古川市内では最初にセブンイレブン加古川一色店・加古川別府石町店で販売され、想定以上の売上となり、取り扱い店舗が増えているそうです。
クロワッサン鯛焼きはお店としても、常温での賞味期限が28日と長く、とても助かる商品なんだそうです。
生地を練ってから温度を変えて2日間寝かせることで、冷凍出荷、解凍後28日間の賞味期限が実現しているとのことです。
開発の現場では生地も定期的に見直しをして、当初から大きく変わり、27層のクロワッサン生地になっています。
鯛焼きのバリの部分も美味しく食べられるように、改良を加えてきたそうです(我が家の子どもたちは「バリ部分も甘い」と言いながら食べていました!)。
定番商品以外に、蒜山牛乳や加東市のもち麦を使った生地や抹茶味など、季節限定商品や地域限定商品などもドンドン出されています。
「販売、拡販にご協力いただける卸店・小売店様を大募集しております。ご連絡お待ちしております。」(アサヒ物産山本さん)
取材を終えて
児童クラブや児童養護施設にクロワッサン鯛焼きを寄付したことが神戸新聞に掲載されたことをきっかけにお問い合わせいただくこともあったそうです。
今回「これから全国規模でクロワッサン鯛焼きの知名度を上げていきたい!」とかこがわノートにお声がけいただきました。
加古川の会社が仕掛けている商品が全国的に人気になったら嬉しいですよね!
加古川市内のコンビニエンスストア・スーパーで順次取り扱いが増えていくそうなので、ぜひお近くのお店で探してみてください!
写真協力いただいたセブンイレブン加古川一色店・加古川別府石町店にはクロワッサン鯛焼きあります!
(文責:佐藤正巳)
※写真・記事の情報は取材時点のものです。