2022年11月5日土曜日、兵庫大学にて、作家の玉岡かおるさんへの加古川観光大使委嘱式が行われました!
三木市出身で現在は加古川市在住の玉岡かおるさんのプロフィールは以下のとおりです。
15万部のベストセラーとなった神戸文学賞受賞作『夢食い魚のブルー・グッドバイ』で1989年に文壇デビュー。舞台化、テレビドラマ化された『お家さん』で第25回織田作之助賞を受賞。2018年に発表した『姫君の賦~千姫流流~』では2021年12月にオペラで上演される。
2022年4月2日、自身で初めて能の原作・台本を手掛けた「媽祖(まそ)」が京都観世会館で初演となり新たな境地を開く。また、工楽松右衛門の生涯を描いた『帆神 北前船を馳せた男・工楽松右衛門 』で第41回新田次郎文学賞を受賞。
2022年9月20日に『われ去りしとも 美は朽ちず』、10月19日には『春いちばん 賀川豊彦の妻ハルのはるかな旅路』を相次いで発表。
作家活動にとどまらず、大阪芸術大学教授、いなみ野ため池ミュージアム運営協議会会長などの幅広い分野で活躍されている。
加古川市プレスリリース資料より
2021年に出版された『帆神 北前船を馳せた男・工楽松右衛門 』では、お隣の高砂市ゆかりの人物を取り上げたことも話題になりました。
玉岡さんが会長を務める「いなみ野ため池ミュージアム運営協議会」の20周年事業の一つとして、自身初の“能”の原作・台本を手掛けた作品であり、京都観世会館で初演となった「媽祖(まそ)」が、地元加古川の兵庫大学で上演されるのを機に、委嘱式を実施する運びとなったそうです。
11月5日の17時から寺田池畔と兵庫大学内において「~能楽へのいざない ため池への祈りの謡と新作能「媽祖(まそ)」の舞」が開催されました。
加古川観光大使としては玉岡さんの就任が20番目となります。直近ではかつめしのキャラクター「かっつん・デミーちゃん」、将棋のプロ棋士横山友紀さん、俳優の上野樹里さんが就任しています。
これからドンドン加古川を盛り上げていってほしいですね!