加古川市内の各地に設置されている見守りカメラ、緑色の設置表示看板がいろいろな場所にあり、治安維持に役立っています。
令和3年には見守りカメラ設置前の平成29年と比べて、刑法犯認知件数が51%減少しています。
そして、2023年2月からAI機能を搭載した高度化見守りカメラが市内150ヵ所に順次設置されています。
高度化見守りカメラの150台のうち、約90台は新規設置、約60台は既設の見守りカメラとの入れ替えとなる予定で、加古川市が設置するカメラの総数は約1,560台となります。
高度化見守りカメラはⅠ型とⅡ型があり、それぞれ以下のような機能を持っています。
- Ⅰ型(100台)
悲鳴等の異常音を検知し、スピーカーと回転灯で警告(夜間のみ) - Ⅱ型(50台)
Ⅰ型の機能に加え、次の機能があります。- 自動車の危険運転を検知し、スピーカーと回転灯で注意喚起(日中のみ)
- 交通量や人流データを自動把握し、防犯や交通安全のほか、まちのにぎわいづくりにも活用(日中のみ)
スピーカーと回転灯での警告や注意喚起でさらに安全を守る他に、交通量や人流データがまちづくりにも役立ちます。
https://www.city.kakogawa.lg.jp/soshikikarasagasu/shiminbu/shiminseikatsuanshinka/ICT/mimamori.html
見守りカメラの設置場所はかこナビから確認できます。高度化見守りカメラの設置場所も見られます。
また令和5年度も新小学1年生を対象に見守りサービス無料キャンペーンが実施されています。ランドセルの中にタグを入れておけば、アプリから子どもの通過情報が見られるので安心です。
加古川市の見守りカメラ設置は、全国の自治体からも視察が多い、先進的な取り組みです。
見守りカメラの機能はもちろんですが、こういった防犯カメラが加古川市内に設置されていることが知られることの犯罪抑止効果もかなりあるのではないかと思います。
またタイミングがあれば、かこがわノートでもピックアップしていきます!