2023年8月4日の兵庫県の斎藤元彦知事が記者会見にて、県立の大学(兵庫県立大学と芸術文化観光専門職大学)について、県内在住者を対象に、段階的に入学金と授業料を無償化すると発表しました!
そして8月21日には無償化に向けた具体的なスケジュール案も発表されました。
入学者本人と生計維持者(原則、父母)が入学日の3年以上前から兵庫県に在住していることが要件です。
https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202308/0016723954.shtml
https://www.u-hyogo.ac.jp/topics/important/20230822/index.html
多額の奨学金返済に苦しむ若者への支援として実施されます。
適用時期は令和6年度から順次適用し、令和8年度に完全実施の予定です。
また、段階的に実施していく過程でも、県独自の支援を継続します。
さらに県外生に対しても、入学金を国立大学並に引き下げます(現行42万3千円から28万2千円へ)。
国の制度や県のこれまでの独自支援分で足りていなかった部分に新たな支援が追加されるイメージです。
授業料年額53万5,800円と県内在住者の入学金28万2,000円が完全無償化されるのは凄いですよね。
令和6年度から運用を開始し、大学生では令和6年度は4年生のみ授業料免除、令和7年度は2年生~4年生までの授業料免除、令和8年度からは入学金も含めて完全実施されます。今の高校1年生が大学入学するタイミングでの完全実施ですね。
大阪公立大でも同様の動きがありますが、大学院後期課程まで対象にするのは全国初だそうです。
金銭面で大学への進学を悩む子がいなくなるような社会になることを願います!