2024年4月16日火曜日の20時20分頃、加古川市内で雷とともに大きな雹(ひょう)が降り注ぎました。大きなものではゴルフボールほどのサイズという声もありました。
![](https://i.kobe-np.co.jp/news/society/202404/img/a_17551787.jpg)
![4月16日火曜日、加古川市内に降った雹](https://kakogawa-note.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_5462-scaled.jpg)
一夜明けて、大きな被害を確認された方も多いのではないでしょうか。
周辺ではカーポートや雨樋に穴が開いていたり、車に凹みが生じていたりする家がそこかしこに見られました。
![加古川市内の雹による被害](https://kakogawa-note.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_5463-scaled.jpg)
加古川市では市役所新館1階ロビーにいち早く被害証明の相談窓口が設置されています。
雹の被害に対する市から直接の補助はありません。
しかし、加入している保険で補償される可能性があります。そのための罹災証明書や被災届出証明書の発行が依頼できます。
市の窓口が大変混雑しているので、まずは加入している保険会社に被害状況を伝え、補償対象となるかを確認するよう書かれています。
窓の場合は先進的窓リノベ2024事業の対象になる可能性もあるそうです。
住宅に火災保険をかけている場合には、雹災(ひょうさい)として補償対象となる可能性があります。
カーポートや太陽光パネルについても、住宅の付属設備として対象となりますが、既存住宅に後から設置した場合には補償対象に追加していないと対象外となることもあるそうです。
![住宅の火災保険の雹に対する補償](https://kakogawa-note.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_5472-scaled.jpg)
また、自動車については、自動車保険の車両保険に加入していれば補償されます(我が家の場合、車両保険はかけていないので、今回被害がほぼなくてよかったです。3ヵ所凹みがありましたが……)。
いずれにしても、加入している損害保険会社に問い合わせてみるのが一番です。
被害状況が説明できるように写真を撮影することも忘れないようにしましょう。建物全体が映ったもの、被害箇所が分かるような写真を複数の角度から撮影するなど、保険会社ごとに指示があると思います。
また、カーブミラーの庇部分が割れているところも何ヵ所かありました。
![雹で破損したカーブミラー](https://kakogawa-note.com/wp-content/uploads/2024/04/IMG_5468-scaled.jpg)
こういった場合、加古川市のLINE通報システムで連絡しておけば、対応してくれますので、自宅周辺で壊れている箇所があれば連絡しておきましょう。対応状況についても公開されています。
自然災害はどうしようもない部分はありますが、保険などで対応できることは使い忘れがないようにしましょう。