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日岡山公園再整備で賑わい拠点創出・管理運営事業について再公募を実施へ【令和11年度オープンへ】

再整備が進んでいる日岡山公園ですが、令和6年3月に公募を開始した「賑わい拠点創出・管理運営事業」には応募者がありませんでした。

そのため、公募条件を見直して、令和7年4月より再公募を行うと2024年12月に加古川市から発表されています。

それに伴い、日岡山公園の第1期整備エリアのオープンも令和9年度から令和11年(2029年)4月に変更となっています。

加古川市ホームページより

ニュースポーツゾーン(3×3コート・スケートボードパーク)は令和7年4月先行オープン予定です。

加古川市ホームページに掲載されている見直し方針案を抜粋します。

【見直し方針案】
1.    Park-PFI事業「公募対象公園施設」に対する要求事項の見直し(※募集要項の表現の見直し)

 豪華で高機能な店舗を求めているような誤解を与えないよう、日岡山公園の特性や公園利用者のニーズに合わせた「自由度が高い」提案が可能であることが伝わるよう、募集要項の表現の見直しを行います。


2.    Park-PFI事業「特定公園施設」に対する要求事項の見直し

 必須提案施設である「大屋根」について、「雨や日差しを防ぎ、居心地のよい開放的な空間」を求めつつ、公募対象公園施設の規模や内容に応じて民間事業者の提案の幅が広がるよう、要求事項の見直しを行います。


3.    DB(デザイン・ビルド)事業「参加資格要件」の見直し

 DB事業における参加資格要件について、主に以下の点について変更を行う予定です。

【主な変更点】
・DB事業の代表者
<変更前>建設企業に限定
<変更後>設計企業・建設企業のいずれでも可能
・設計・工事監理担当企業
<変更前>設計業務(土木、建築)・工事監理業務(土木、建築)を1者が全て一括で行うこと
<変更後>設計業務(土木・造園)、設計業務(建築)、工事監理業務(土木)、工事監理業務(建築)の4業務を複数者で分担することも可能(1業務1者までとし、最大4者で分担)
・建設担当企業に求める経営規模等評価結果通知書総合評定値及び施工実績
<変更前>評定値  :「単独企業」、「特定JVの代表者」 土木一式工事 1,300点以上
                施工実績:求めない
<変更後>評定値  :「単独企業」、「特定JVの代表者及び構成員」 土木一式工事 750点以上
                施工実績:求める(都市公園の建設工事) 
 
※「参加資格要件」の変更内容(案)は、別紙を参照ください。
別紙「DB事業に係る参加資格要件一覧表(案)」(PDFファイル:911.1KB)


4.   物価上昇や賃金上昇等に対するリスク分担の見直し

 指定管理業務における光熱水費の高騰や賃金上昇等に対する影響について、リスク分担の見直しを行います。


5.    公募スケジュールの見直し

 民間事業者のノウハウを最大限に発揮した良質な提案を求めるため、応募グループの組成に要する期間と提案書作成期間を十分に確保した公募スケジュールとします。

【主なスケジュール】
  ・令和7年4月  公募設置等指針の公示
  ・令和7年10月 提案書類の提出
  ・令和7年12月 事業者選定結果の公表
  ・令和11年4月 日岡山公園オープン、指定管理業務の開始

 1~5の見直し方針案は、現時点での案であり、今後開催する選定委員会の審議結果により、変更となる可能性があります。

加古川市ホームページより

読み解いていくと、1は民間事業者がつくる飲食物販施設への要求を緩めるような感じですね。豪華で高機能なお店でなくてもいいと。

2は大屋根の要求事項の見直しなので、サイズや規模などが緩和されたのではと思われます。

3については参加資格要件が緩和されています。

4は指定管理業務におけるコスト増に対してリスク分担の見直し。

5は公募スケジュールをこれまでより延長しています。複数の企業が連携して提案するために時間をかけて準備できるようなスケジュールに変更されています。

再公募となったことも影響して、令和11年4月に日岡山公園オープン、指定管理業務の開始と当初より1年半ほどずれ込んでいます。

神戸新聞の記事でも報じられています。

待ち遠しい気持ちはありますが、丁寧に準備して長く使えるものができる方がもちろん嬉しいので、まずは再公募の結果に期待したいと思います!

日岡山公園再整備工事の案内

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