国際宇宙ステーション(ISS)や人工衛星は実は明るく、観察しやすいので、加古川の市街地からも時間と方角が分かれば十分に見られます。
2020年11月17日には宇宙飛行士の野口聡一さんが国際宇宙ステーションに到着し、約6ヶ月間の長期滞在を始めました。
この機会に、空を見上げてみてはいかがでしょうか。
国際宇宙ステーション(ISS)の上空通過予報
国際宇宙ステーションがいつ・どの方角で・どれくらいの明るさで加古川から見えるのかを、少年自然の家の天体観測室が加古川市のホームページで発表しています。
随時予報が更新され、夕方や早朝など子どもでも観察しやすい時間帯のものを中心にピックアップしてくれています。
国際宇宙ステーションは地球を約90分で1周、1日で約16周しています。そのため、意外とチャンスが多いのです。
予報ページの明るさは、-3.5等などマイナスが付いた数字になっていますが、これは1等星よりさらに明るいことを示しています。
(参考:明るさの目安)
半月 … -9.9等
三日月 … -6.8等
金星 … -4.7等(最も明るいとき)
木星 … -2.9等(最も明るいとき)
シリウス … -1.5等
ベガ … 0.0等
アンタレス … 1.1等引用元:予報ページについて
何度か観察しましたが、ISSはかなり明るく肉眼でもハッキリ分かる印象です。
予報の高さは地平線を0度、天頂を90度で表しています。方角と合わせて参考にしてみてください。
ISS以外の人工衛星についても加古川から見えるものをピックアップしたページが用意されています。
少年自然の家の「人工衛星を見てみよう!」のページは面白いので、一度読んでみるのをオススメします!
11月18日に少年自然の家の天体観測室が、野口聡一宇宙飛行士がいるISSを撮影して、YouTubeに動画をアップしています。
11月23日月曜日にかけてほぼ毎日1回、夕方に見るチャンスがあるので、ぜひチャレンジしてみてください!