加古川東市民病院(旧神鋼加古川病院)の跡地には、加古川東消防署と加古川東公民館、加古川東子育てプラザの新築移転が予定されています。
また前面道路の改良も合わせて行われます。
この4点が大きなポイントです。
前面道路の工事も始まり、何ができるのか気になっている方も多いんじゃないでしょうか?
加古川市の発表資料(加古川東市民病院跡地活用計画)と合わせて、病院跡地がどうなっていくのかまとめてみました。
加古川東市民病院跡地活用計画のこれまでの経緯
ニッケパークタウンの近くにある加古川中央市民病院が新しくできたタイミング(平成28年7月)で、加古川東市民病院と加古川西市民病院は閉院となりました。
閉院前から、跡地の活用について計画が練られてきました。
東消防署と東加古川公民館の新築移転、前面道路の改良は当初から計画されていて、そのまま進んでいます。
最初の計画では、子育て施設や医療施設の民間事業者の参入を期待していましたが、その可能性が低いことが分かり、東加古川子育てプラザの新築移転があとから決まった経緯となっています。
立地が駅から離れている点など様々な理由から、民間事業者は参入が難しかったようですね。
建物としては東加古川公民館と東加古川子育てプラザを複合施設とすることで空間の有効利用と交流を図る狙いがあります。
消防署ゾーンと複合施設ゾーン
敷地としては、西側の加古川東郵便局の近くに消防署ゾーンを置き、東側を公民館と子育てプラザの複合施設ゾーンとなっています。
消防車や救急車のサイレンの影響を少しでも抑えるために、西側に消防署としているようです。東側だとマンションのジークレフ加古川東の正面になってしまいますよね。
(参考地図)
東加古川公民館と東加古川子育てプラザ複合施設のイメージ
整備イメージ図が資料内にありました。複合施設の前が広場になるとまた印象が変わりますね。
南芳苑のあたりは広い公園も少ないので、期待したいところです。あくまで整備イメージなので、今後の計画で変更となる可能性もあります。
加古川東消防署ゾーンのイメージ図
消防署ゾーンのイメージ図、と言ってもかなり複合施設に寄ったイメージですね。
こちらもあくまでイメージ図で、今後の計画の検討で変更となります。
前面道路改良のイメージ図
前面道路はすでに工事が始まって、南側に歩道が完成するのも間近ですね(2020年2月10日現在)。
整備イメージは以下のようになっています。壁がないと広々と感じますね。
まだ柵があり、舗装もこれからといったところですが、バス停部分のスペースも広がっています。
ちなみに連動した工事ではないのかもしれませんが、加古川東郵便局の入り口も少し広くする工事を行っていました。
入る車と出る車がすれ違いやすくなっています。
建物の工事着手は2020年9月ごろ?
現地の開発事業のお知らせ看板によると、工事着手予定日が令和2年9月1日、工事完了予定日が令和3年12月31日となっています(2月10日時点の情報)。
ピンク色の部分が建物なので、広場ができるとしたら、建物の南側で池に面した方かもしれませんね。
完成する施設はどれも移転となります。東加古川公民館と加古川東消防署は老朽化などが主な要因です。
東加古川子育てプラザは現在の建物の賃借期間が2021年12月で満了を迎えるそうです。そのタイミングで新しい建物が完成して、移転する流れになりそうですね。
追加で情報が分かれば更新していきます♪