自治体ごとに実施されている子どもの医療費助成制度。
子どもが病院にかかったときの自己負担がゼロになるとても助かる仕組みです。
加古川市では0歳児から小学校3年生までを対象とした乳幼児等医療費助成制度、小学校4年生から中学校3年生までを対象としたこども医療費助成制度に分かれています。
我が家でも子どもの通院でとても助かっています。
小4からのこども医療費助成制度が令和2年7月1日に改正されます。
こども医療費助成制度の所得要件が廃止に
これまでこども医療費助成制度は所得要件があり、すべての人が受けられるものではありませんでした。
令和2年7月1日からその所得要件を廃止して、対象となる年齢の子どもは全員医療費助成が受けられるようになります。
乳幼児等医療費助成制度と合わせて、0歳から中学3年生までの医療費がゼロになります。
該当するお子さんがいる家庭には4月に通知が届くそうです。
近隣の自治体の助成を比べてみる
小学4年生から中学3年生までのこども医療費助成制度は、兵庫県の制度に上乗せして加古川市が支給するものです。
近隣の自治体の助成は以下のようになっています。
明石市:0歳~中学3年生、外来・入院医療費負担なし
高砂市:0歳~中学3年生、外来・入院ともに一部負担なし(無料)、15歳~18歳の入院費の助成あり
播磨町:0歳~中学3年生、外来・入院医療費負担なし
稲美町:0歳~中学3年生、外来・入院医療費負担なし
神戸市:0歳~2歳、自己負担なし、3歳~中学3年生、外来一部負担あり、入院負担なし
所得制限なし。3歳~15歳(中学3年生)の外来では、2割負担で1医療機関・薬局等ごとに1日400円を限度に月2回までの負担(3回目以降無料)が必要です。
姫路市:0歳~3歳の誕生日の月末までは所得制限なし、3歳になった翌月~中学3年生まで所得制限あり
姫路市はかなり早い段階で所得制限があるようです。
明石市や播磨町などに比べると、所得制限の撤廃が遅かった加古川ですが、やっと同じレベルまで来ました。
神戸市や姫路市の助成と比較すると、加古川市などの制度の方が充実しているんですね。調べてみて驚きました。
加古川市の子育て環境はちょっとずつ良くなっているので、かこがわノートでも情報発信していきます!先日の中学校給食の記事もぜひ参考にしてみてください。