令和2年度(2020年4月~)から加古川市立の保育園・こども園で0歳児のうつぶせ寝を防ぐための「午睡チェックセンサー」が導入されています。
神戸新聞で記事になっていました。
対象となっているのは、鳩里保育園・野口保育園・浜の宮保育園・東神吉こども園・川西こども園・しかたこども園の6つの市立園です。
川西こども園では令和元年12月から先行して実証実験が行われていましたが、その効果を見ての導入となります。
午睡チェックセンサーは、0歳児が昼寝をする前に、服の上から胸に丸いボタン型のセンサーを取り付けて、拍動や身体の向きを感知する仕組みです。
タブレットで記録ができ、異常時にはアラームで知らせてくれます。
これまでは保育士が5分おきにチェックしていましたが、センサーと保育士のチェックの二重体制でより安全になるそうです。
子どもの安全面に加えて、保育士の心理的な負担、記録記入の作業負担も軽減されることで、より保育士が働きやすくなることも目指しています。
このあたりの話は市長の令和元年12月25日の定例会見でも触れられています。
また令和2年度は、私立園が午睡チェックセンサーを導入するときの経費を補助するための予算も組まれているので、加古川市内の保育園で今後導入が進みそうです。
加古川市の子育て環境について、いろいろな取り組みを進めていることをもっと知ってほしいと思っています。
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