(2020年11月12日追記)
神戸新聞によると、新しくできる学校は9年制の義務教育校になるそうです。
小学校6年中学校3年ではなく、前期4年、中期3年、後期2年の「4・3・2制」を採用するとのことです。
加古川市立の上荘小学校と平荘小学校、両荘中学校の3校を統合して、現在の両荘中学校を増改築して施設一体型の小中一貫校を開校する方針が加古川市より発表されました。
神戸新聞の記事によると、開校は2024年度を目指しています。
両荘中学校の場所はこちら。上荘小学校と平荘小学校の間ですね。
昨年11月に両荘地区で行われた教育環境についてのオープンミーティングで配布された資料に、両荘地区の児童数の減少予測や小中一貫校の教育環境について詳しく書かれていました。
小学生には校区が広くなってしまい通学距離が長くなるため、スクールバスの導入も必要と考えているそうです。
児童の令和7年度までの児童数の推移予測を見ると、小中一貫校の必要性も分かります。すでに1学年1クラスになっていますが、1クラス12人まで減ると友だち関係も難しそう……。
小中一貫校になることで1学年の人数が増えることに加えて、9年間をひとまとまりとした教育を行える点もメリットです。
中学教員による専門的な授業や部活動の連続性など、これまでの小学校にない体験ができそうです。
人口が減っていく中で良質な教育環境を確保するために、地域住民の声も聞きながら、小中一貫校開校の方針が決まりました。
資料内には両荘小中学校(仮)という名称も出ていますが、学校名は未定のようです。
時代に合わせて柔軟に変化する必要がこれからも増えていくんでしょうね。