加古川の西岸にあるボードゲーム専門店、駒の時間(こまのとき)でお話を伺いつつ、ボードゲームもプレイしてきました!
「ボードゲームって人生ゲーム? 将棋も?」という素人状態でしたが、分かりやすく魅力を教えてもらいました。
ステイホームでおうち時間を楽しむ、子どものアナログな遊びとしても注目を集めるボードゲーム。興味を持ったらぜひ体験しに行ってみてください!
取材日:2021年1月22日 聞き手:かこがわノート編集部まさみ(佐藤正巳)
駒の時間はプレイスペースと販売のお店
駒の時間は加古川の西岸、米田町船頭にあります。加古川橋西詰の六叉路の北東方向、下り坂になっている道を進むと左側にあります。
地図で見るとこのあたり。JRをくぐる部分だけが北向きの一方通行になっているので、車で行くときは国道2号線側から行きます。
お店の前から加古川橋西詰の信号も見えるくらいの距離です。
駐車場はお店の前のほかに近隣にもあるので、満車の際は聞いてみてください。
建物北側に入り口があります。
店内ではスリッパに履き替えます。
入って左側にはボードゲームの販売スペースがあります。どんなゲームなのか体験できるところが駒の時間のメリットだそうです。
店内のスペースを占めるのが、プレイスペースです。平日1時間500円(最大1000円)、土日祝1時間600円(5時間パック1500円)で店内のボードゲームを遊べます。高校生までは半額、お得な月間パスもあります。
プレイスペース用のゲームが棚にギッシリ並びます。
その子の得意なゲームが見つかるのがボードゲームの良さ
店長のkomaさん、オーナーのTokiさんと一緒にいくつかプレイしながら、お話を伺いました。
ボードゲームがたくさんあるというのは耳にしたことがあったのですが、子どもも一緒に遊べるようなものがたくさんあるとは取材まで知りませんでした。
最初にプレイしたのがスピードカップス。
カードを開いて、その色の順番にカップを重ねるor並べるスピードを競います。できたらベルを押すシンプルなゲームです。
こういうゲームは大人より子どもの方が得意そうです。
縦の絵はカップを重ねる、横の絵は並べる。瞬発力を問われるゲームで就学前くらいの子ともワイワイ遊べそうでした!
次にプレイしたのがDOBBLE(ドブル)。
丸いカードを2枚比べると、必ず1つは同じマークがあり、それを利用して遊びます。
山札のカードと手持ちカードを比べて、同じマークを早く叫んだ人が山札のカードを取るゲームは、ノンストップで山札がなくなるまで続きます。
逆に、手持ちカードを山に戻していくゲームもあります。
どちらもテンポ良く遊べ、自然と盛り上がります。ルールも簡単です。
缶入りの上、カードが何枚かなくなっても問題ないので、お子さんが遊ぶのに向いているゲームだと思いました!
最近は、知育的な観点やステイホームの遊び方として、ボードゲームが注目を浴びているそうです。
Tokiさんは「ボードゲームにはいろいろな種類があって、絶対その子が得意なゲームがなにか見つかる。自分が勝てるゲームがある面白さを感じてほしい」と仰っていました。
またアナログゲームはルール説明や順番待ち、交渉など、相手とのやりとりが必然的に発生するので、コミュニケーション能力を養うこともできるそうです。
取材時もゲームを一緒にプレイしているうちに初対面の緊張がなくなっていきました。
お子さん連れの方が来店してゲームを選ぶときには、購入前にお試しプレイをしてもらい、自分に合ったものをじっくり探すお手伝いもされています。
「気に入ったものを買って長く遊んでほしい」(komaさん)という想いから、そうしているそうです。
パッケージだけを見て買うのではなく、体験できるところが駒の時間ならではのメリットです。
平日の昼間でも予約すれば、お店を開けているそうなので、ぜひお子さんを連れて行ってみてください。
予約は公式ホームページのお問い合わせからどうぞ。
人気のボードゲーム、カタンを一緒にプレイ!
取材前から名前だけは知っていたのがカタン。
ルールを教えてもらいながら、初めてプレイしました。
カタンは「ボードゲームの世界を変えた」と言われるくらいのゲームだそう。
サイコロを振る、資源が配られる、街や街道を作る、資源を交渉する、特別なカードを使う……と文字にすると複雑ですが、プレイしながら教えてもらうとスムーズに頭に入りました。
街の数などで10ポイントを達成した人が勝利です。
自分の有利を作りつつ、相手の邪魔をする戦略性とサイコロの運次第のバランスが面白さの秘訣でしょうか。夢中になってプレイしました!
取材を終えて
「取材を通じてボードゲームを楽しんでもらえたらそれだけでも嬉しい」とkomaさんが帰り際に仰っていました。
コロナ禍の前は、加古川市内小学校の児童クラブへボランティアでボードゲームを持って回っていたそうです。そこでボードゲームに触れた記憶のある子もたくさんいるかもしれませんね。
komaさん、Tokiさん、お二人のボードゲーム愛を至るところで感じた取材でした。
ボードゲームに興味が湧いた方はもちろん、お子さんへのプレゼントを選ぶ際にもぜひ駒の時間に足を運んでみてください!
ボードゲームの面白さの一端を知りました。ありがとうございました!
(文責:佐藤正巳)
※写真・記事の情報は取材時点のものです。
店舗名 | 駒の時間(こまのとき) |
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住所 | 兵庫県加古川市米田町船頭624 (地図) |
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