市民とともにつくる「加古川市スマートシティ構想」を策定するために、市民参加型のサイト「加古川市版Decidim」を加古川市が2020年10月からスタートさせています。
加古川市版Decidimは、簡単な登録をすれば、加古川市のスマートシティ構想案に対して、誰でもアイデアや意見を出せる仕組みです。
スマートシティとは言っても、実際には市民サービスや行政、教育に関係することなので、まちづくりに参加できるという捉え方でも問題ないと思います。
現在、大きく以下の3つの分野で意見やアイデアが求められています。
- 市民のQOLや利便性を向上するサービス
- ICTを活用した都市機能の強化や都市課題の解決
- デジタル行政の推進
この3つの中に個別の課題が入っています(PDFファイルで細かく見られます)。
それぞれの課題についてページが用意されていて、そこに意見やアイデアが書きこめ、ディスカッションができる仕組みです。ブログ記事のコメント欄のようなイメージですね。
今年度中の策定を目指して動いているため、
- 10月30日から11月27日までがアイデア収集フェーズ
- 12月7日から12月18日までが意見収集フェーズ
- 2021年1月7日から2月5日までがパブリックコメントフェーズ
というスケジュールになっています。
またオフラインのイベントとして、2020年11月21日土曜日に加古川駅北側のウェルネージかこがわ内のマリンガホールにてワークショップが開催されます!
ワークショップ参加には11月13日金曜日までの事前申し込みが必要です。先着50名です。
今回の取り組みは日本でも初となる試みです。神戸新聞や日経BPでも紹介されています。
加古川市と協働しているコード・フォー・ジャパンが提唱するDIY都市の考えについては、市ホームページからリンクされているnoteに書かれています。これを読むと加古川市がどういう風に進めたいのか分かると思います。
新しい試みでうまくいくこともそうでないこともあると思いますが、ちょっとでも興味が湧いたらぜひ参加してみてください!
noteに書かれていた幸福度をベースにした指標を使ってまちづくりを進めていくのは理想的ではないでしょうか。新しい分野で先を走る市として存在感を高めていってほしいと思います。