2026年8月8日、加古川市西神吉町岸に、居酒屋食堂かこいちがオープンしています! 昼はかつめしと定食、夜は居酒屋スタイルのお店です。

今回、店主の高橋さんにお話を聞きながら、看板メニューのかつめしと居酒屋メニューの焼鳥をいただいてきました!
甘いデミグラスではなく、酸味のあるソースのかつめし
居酒屋食堂かこいちの昼は、かつめしとエビフライ定食、鉄板ハンバーグ定食の定食メニューで営業されています。

かこいちの名物かつめしは、現在主流のかつめしとは少し違います。

現在、加古川のお店で出されているかつめしの多くは、甘めのデミグラスソース風。かこいちのソースは、それより色が濃く、酸味があるタイプです。
酸味がよく効いていて、最後まで重くなりません。個人的には甘いソースのかつめしは油と甘さで終盤にペースが落ちることがありますが、今回はごはん大盛りでも気持ちよく完食できました。

お肉は黒毛和牛の肩ロースを薄切りしたものをミルフィーユ状に重ねることで、赤身と脂のバランスを整えているそうです。どこを食べても柔らかくなるようにと工夫されています。確かに叩いて薄く伸ばした牛カツは場所によって硬いことがありますよね。
外はカリッとしつつ、中は柔らかい絶妙のバランスです。

目指したのは、1970年代の加古川駅前の味
高橋さんが再現しようとしたのは、自身が子どもの頃、1970年代ごろに流行していたかつめしの味。お母さんが好きで、お店で買ってきたソースを使ってよく作ってくれた味だそうです。

実はこのかつめしの開発には3年ほどかかっています。自分で作っては、その味を知っているお母さんに食べてもらい、また作り直す。その繰り返しで、「限りなく近い味になってきた」と手応えを感じたところで、店をオープンすることにしたそうです。
40代・50代以上のお客さんの中には「これこれ!懐かしい味!」と喜ばれています。
Instagramでは「約45年前の加古川駅前のかつめしの思い出」を募集しています。当時を知っている人は、ぜひカウンター越しに話しかけてみてください!
夜の看板メニューは秘伝のたれで焼く「骨抜き手羽先」
夜は焼鳥と一品料理の居酒屋営業。特別に一品だけ出していただいたのが、イチオシ名物「骨抜き手羽先」です。

実はめちゃくちゃ手間がかかっていて、手羽先の骨を抜いて、横から包丁で開き、串1本に手羽先1本半を刺しています。骨がないので、手羽先の旨味たっぷりのお肉をそのままかぶりつけます。

焼鳥のたれはかこいちのお店オリジナル。一般的な焼鳥のたれはサラッとして色が薄いものが多いそうですが、ここでは色づきのいい醤油を選んで作っているとのこと。塩派の人にもぜひ食べてほしいたれを目指して開発されています。
焼き台にも工夫があって、奥側で表面をカリッと焼いてから、手前の低温側でじっくり火を通す、伝導熱と輻射熱を併用する仕掛けになっています。

食べてみると、お肉はプリプリ! オリジナルのタレは甘すぎず、旨味を感じる深さがあり、とにかくビールが欲しくなる味です! 焼鳥のお店いろいろありますが、個人的にめちゃくちゃ好きです!
さまざまな焼鳥店を食べ歩いて研究したという話に納得の味です。記事を書いているとまた食べたくなります……、ねぎまやつくねもこのタレでいただきたい!

店主はもともと車のカスタム屋さん
高橋さんは、もともと車のカスタムを手がけていた方です(Instagramで手がけた車が見られます@takahashi2645)。料理は「食べたり飲むのが好き」から始まり、家族でバーベキューをする際には串を打ったりしていたそうです。
車のカスタムもメニュー開発も、「どう工夫するか」を考えるところは同じ、と話していました。焼き台の仕掛けや骨抜き手羽先の作り方を聞いていると、なるほどと思います。

家族で行ける、近所の居酒屋に
店内はカウンター9席と最大6人掛けのテーブル席4つで33席。全席禁煙です。

カウンターはDIYで制作したもの。以前の焼肉店では個室だったスペースがカウンターになっているので、来店された方が驚くことも。


お客さんは友人同士のグループのほか、最近は家族連れで飲みに来る人も増えているとのこと。「この辺りは、家族で気軽に飲みに行ける店があまりなかった」と高橋さん。

少しずつスタッフも増やしていて、今後は団体の予約にも対応していく予定だそうです。
秋の夜メニューも準備中とのこと。かつめしは昼でも夜でも注文でき、テイクアウトにも対応しています。
かつめしは加古川の人にとって誰しもこだわりのある料理ですよね。「昔の駅前の味」に心当たりがある人も、今のかつめししか知らない人も、ぜひ食べて比べてみてください!
アクセス
お店の場所は地図で見るとこのあたり。
加古川バイパスの加古川西インターで降りて、側道沿いを岸の交差点まで来て、志方街道を北に上がってすぐ左手にお店があります。同じ敷地内にとりのほね 加古川店もあります。
駐車場はお店のある建物の前、真ん中の島になっているスペースは駐車可能です(医院側の駐車場は利用できません)。

支払いにはPayPay・クレジットカードが利用できます。
昼営業のみの日もありますので、来店前はInstagramの営業日カレンダーをチェックしてみてください!
※こちらの記事は訪問取材記事作成サービスで制作したものです。



