2021年8月20日金曜日から9月12日日曜日の期間、兵庫県全域に緊急事態宣言が発令されることとなりました。19日までのまん延防止等重点措置期間からそのまま緊急事態宣言に移行する運びとなります。
20日からどうなるのか、まん延防止等重点措置(まん防)と緊急事態宣言の違いと合わせてまとめてみました。
兵庫県が比較表をPDFで公開しています。
また内閣官房のホームページでも詳しく書かれています。
【外出自粛】混雑した場所等への外出の半減を要請
感染拡大地域との不要不急の往来の自粛に加えて、混雑した場所等への外出の半減を要請が追加されます。
特に20時以降の不要不急の外出自粛や買い物の頻度を減らすことなどが要請されています。
【飲食店等】酒類・カラオケ提供飲食店への休業要請、その他は5時~20時の時短営業要請、飲食以外のマスク着用の徹底
酒類の提供がないのは変わらずですが、緊急事態宣言になることで休業要請が可能になります。
また緊急事態宣言は都道府県単位で発出され、県内全域の飲食店が対象となります。
- 酒類またはカラオケ設備を提供する飲食店等への休業要請
- 酒類及びカラオケ設備を提供しない飲食店等への時短要請(5時~20時)
- 飲食以外の会話時のマスク着用の徹底
- 「新型コロナ対策適正店認証」取得の推奨
酒類の提供を停止していれば、5時から20時までは営業可能で、これまでのまん延防止等重点措置の期間と開いている時間は変わりません。
兵庫県独自の対策として、会話する際のマスクの徹底や応じない客を退店させるよう要請されています。
【多数利用施設】多数の方が利用する施設(1000㎡以上)には20時までの営業時間短縮・人数制限などの要請
まん延防止等重点措置期間も20時までの時短で営業していた施設が多いので、営業時間は変わらないところが多いのではないかと思います。
入場者数の管理、人数制限や入場者の整理については、百貨店など大型商業施設に要請されています。
加古川市内のショッピングセンターなどで入場制限が実施されるかは未定です。
2021年8月17日時点で県内店舗で入場制限を決めたのは神戸阪急のみです。
【イベント】収容定員50%以内か5000人の少ない方を上限に21時までの時間短縮要請
まん延防止等重点措置の際は、大声を出さない場合は収容定員の100%以内とされていましたが、緊急事態宣言下では50%以内となります。
21時までの営業時間短縮は変わらず。
Jリーグでは緊急事態宣言地域での開催時にはビジター席の設置が行われず、ビジター側が緊急事態宣言地域の場合は宣言地域以外での開催試合でもビジター席が設置されません。
プロ野球では各球団が独自の対応を行っています。
【テレワーク】在宅勤務の推進
テレワーク推進について、菅総理大臣は会見で、「昨年春に多くの企業が達成した出勤者7割減をもう一度」と呼びかけました。
加古川市内での感染症患者も増加しています。加古川市の発表も週に1回になっていたのが、平日は毎日更新に変わっています。
早期の収束を目指して、気を引き締めて行動していきましょう。