2023年7月18日、加古川観光協会の移転セレモニーに続いて、加古川市と丸亀製麺などを展開する株式会社トリドールホールディングスとの「地域活性化に関する包括連携協定」締結式、同社の粟田貴也社長兼CEOへの加古川観光大使委嘱式が行われました。
まず行われた包括連携協定の締結式では粟田貴也氏と岡田康裕市長がそれぞれ締結書にサインを行いました。
次に加古川出身の粟田貴也氏への加古川観光大使委嘱式が行われました。21番目の観光大使です。
委嘱式のあとには、粟田貴也氏の挨拶がありました。
とりどーるや丸亀製麺の創業の地の加古川が原点だと話されていました。23歳のときに加古川駅前に初めて開いたトリドール三番館での苦労が今でも根底にあるのだと知り、親近感が湧きました。
その後、加古川市出身でニュース番組でも活躍されている小西美穂氏をモデレーターに迎え、粟田貴也氏と岡田市長のトークセッションが開催されました。
粟田さんが3歳から約20年間、平岡町高畑のご実家で過ごし、平岡中から加古川東高に進学された話など、加古川でしか聞けないようなエピソードがたくさんありました。
とりどーるも丸亀製麺も加古川という郊外の街で実績を積み重ねたことが、全国展開の自信となり、いきなり東京で開業していたら、現在のようにはならなかっただろうと仰っていました。
「トリドール三番館」の名前には、3店舗持ちたいという当時の夢を壁に書いて貼るように、店名にしてしまったという話も興味深かったです。
加古川市とトリドールホールディングスが包括連携協定を結んだことと関連して、1号店の近くに丸亀製麺 桶工房という木桶のリユースを行う工房が8月19日に開設されることも発表されました。
トークセッションの模様は加古川観光協会のホームページで公開される予定です。
「加古川に恩返ししていきたい」と語った粟田貴也氏が加古川でどんなことを仕掛けてくれるのか楽しみです!
またトークセッション終了後には、サプライズで丸亀製麺のキッチンカーが加古川プラザホテル前に来て、うどんが振る舞われました。
この前に開催された加古川観光協会の移転セレモニーの様子も合わせてどうぞ!