加古川市のホームページで2024年2月15日に行われた令和6年度予算案記者会見の内容が公開されたので、気になったポイントをピックアップしてみました!
新規で発表されたこともいろいろとあるので、ぜひチェックしてみてください! 同ページにはPDFでプレゼンテーション資料も掲載されています。
市民の幸せの向上を追求していく
令和6年度の施政方針として、「市民が感じる幸福感(ウェルビーイング)の向上を目指す」と書かれています。
また、中長期的な方向性として『加古川ならではの魅力づくり』が挙げられています。
岡田康裕市長は「加古川の地理的な特性を活かし、神戸などからも遊びにきてもらえるような魅力を提供したい」とも述べています。
さらに、「社会に共通する課題の解決にチャレンジ」「誰一人取り残さない、持続可能な地域社会づくり」にも取り組みます。
身近な自然を活かした魅力づくり
かわまちづくりについては以前広報かこがわに掲載された整備イメージが再度示されています。
時系列で言うと、以下のように進む予定です。
- 令和6年春 みとろフルーツパークのグランドオープン
- 令和7年の春 権現総合公園が完成
- 令和7年春 日岡山公園のニュースポーツゾーンが先行オープン
- 令和9年春 日岡山公園の再整備
- 令和10年 かわまちづくりの整備
また花火大会については、分散型の継続を目指しているそうです。昨年は6ヵ所からの打ち上げでしたが、今年は7ヵ所目、8ヵ所目を設置して、サプライズではなく場所もオープンにして開催したいと述べられていました。
駅周辺のにぎわいづくり
加古川駅周辺の再整備については昨年出たイメージ図をさらにブラッシュアップしていく方向です。
また、ニッケパークタウン周辺の車の流れを改善するためにJRの高架下を北向きに一方通行で通れる道路を設ける予定があるそうです。ジャンカラと本館の間の道路あたりではないかと思います。
本町河原線の一部を暫定的に整備し、ニッケパークタウンの周辺でJRの高架下を北向きに一方通行の道路を設け、車の流れを改善します。この工事は6年度に詳細設計を行い、7年度に工事を行う予定です。本町河原線は都市計画決定をしている道路ですが、全てを進めるのではなく、高架下を貫通させるだけの暫定的な整備をするということです。
加古川駅南広場のリノベーションで人工芝を一部設置し、社会実験やイベントを行う計画は新規で発表されたものだと思います。加古川駅サイトなどで使われているエリアですね。
総合文化センターエリアの整備基本構想については、建物の建て替えはイメージしていませんが、より効果的な活用を目指して基本構想の策定を進める予定だそうです。
産業誘致による雇用の創出
産業用地についてや、加古川に架かる橋の工事、尾上小野線の4車線化工事について。
スマートシティ・デジタル化の推進
見守りカメラや見守りタグは加古川市の強みだと思うので、もっとアピールしてほしいところです。
カーボンニュートラル社会の実現
あなたのエコ暮らし応援事業では、窓の断熱改修や高効率給湯器への買い換えに補助が出ます。
太陽光発電設備の設置補助やEV車の充電ステーション設置補助なども予定されています。
結婚、出産と子育て支援
婚活のサポート、新婚世帯への支援に加え、加古川市独自の新規事業として、子育て応援マイナポイント給付事業では、未就学の子ども1人当たりマイナポイントで1万ポイントを給付します。
(仮称)加古川中央こども園の建設についても予算計上されています。
https://kakogawa-note.com/open/20240310-kakogawachuokodomoen-map/
教育環境の充実
両荘みらい学園の開校や、部活動の地域移行の試行拡充、児童クラブの民間委託、不登校児童生徒への支援の拡充、水泳授業での民間プールの活用などが盛り込まれています。
中学校における同性医師による内科健診も始まります。
誰一人取り残さない地域づくり
その他の取り組み
音楽のまちづくり事業では、ティーンズコンサートや軽音コンサート、名所コンサート、議場コンサート、ロビーコンサートなどを続けていく予定です。
市議会の議決を経て令和6年度の予算が決まっていく予定です。
詳しく知りたい方は、令和6年度予算案記者会見のページも読んでみてください!